利久を諦めて妥協して入ったラーメン屋が大正解だった

せっかくの週末ということもあって、同僚達と仕事帰りに牛タンでも食べて帰ろうかという話になりました。地元仙台の牛タンはとても有名と言いつつも、灯台もと暗しと言うべきか地元民であった私達はそれほど牛タンを食べる機会がなかったので、久々に食べる牛タンの味が楽しみでした。

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それでとりあえず仙台駅前にある利久に行ったまではいいものの、そこで週末とも呼べるある現象が。そう、旅行客や家族連れ、そして私達と同じようなサラリーマンが利久に殺到しており満席で入れないとう状況だったのです。しかも待ち時間は１時間くらいにもなると言われてしまったので、結局利久で牛タンを食べることは妥協して、近くのラーメン屋にはいることになりました。

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その時はそれほどラーメンを食べたいという気分ではなかったこともあり、ラーメン屋は適当に選んで入ったのであまり味には期待していませんでした。そもそも醤油味なのか味噌味なのか、それすら意識してなかったほどなので、よほど利久を諦めたことがショックだったのが分かると思います。しかし、このラーメン屋に入ったのがなんと後々になって大正解であったことに気付きます。なぜなら、ここのラーメン屋のメニューは全てが美味しいかったからです。

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まずラーメンは魚介ベースの醤油で、とてもあっさりしているのにどこかコクのある味わいで、様々なトッピングもボリューム良くなされています。特にそこに乗っかっているチャーシューは、甘辛い醤油で味付けがなされており深い味わいを表現できていました。そして、その店はラーメンだけではなく、チャーハンから餃子の、これぞラーメン屋というメニューがハイクオリティな状態で提供されたのです。ですから、結局その店でラーメンチャーハン餃子のフルセットを完食し、とても至高の時間を過ごすことができました。こんな大正解のラーメン屋に出会えたので、利久を妥協して良かったと今更になって思います。